【6月21日(水)】
天気は晴れ。
今日もみんなより早めに出発した。
6時に出発。
しーーーーんとしている。
巡礼者はまだほとんど歩いていない。
一つ目の街のバルで休憩。
カウンターで立ち飲み。サクッと休憩して、出発。
休憩は短めに、あまり食べないで歩く方が自分には向いている。
いつの間にか自分のペースが確立されている。
バルの壁にはサンティアゴ大聖堂の夜景の写真。
そこを目指して歩くだけで、シンプルな動機。
このシンプルさが一番良かったのかもしれない。
もうこのあたりは、道標の矢印も多くて、道に迷うこともなさそう。
ガリシア地方は雨が多いから、緑豊か。
おっと、狐がいた。
ズームで写真を撮る。
ほんの小さな物音でも、気づいてこちらを見る狐。
でも人間が危害を加えないのを知っているのか、あくびをしてくつろいでいる。
どちらへ行くかは、迷わずに決めた。
SAMOSに行ってみたかったので左へ。
ザックを背負っていたら距離の長くなるSAMOSへは行けなかったと思う。
荷物が軽いと、せっかくだからSAMOSの修道院を見てみたかった。
学生の集団も歩いている。
他の巡礼者に気づくと、おしゃべりをやめて静かになる。
ちゃんと先生に言われているんでしょうね。
学生の集団の休憩ポイントを抜かすと、ほとんど人がいなくなった。
あまりこちらを歩く人はいないみたいだった。
修道院が見えた!
ここ、勝手に入ってはいけなかったようで、後でおみやげ物屋のおじさんに出なさいと言われる。
おみやげ物屋では、スタンプがいっぱいになったので、新しい巡礼手帳、ポストカード1枚、チョコレートだけ購入。
巡礼手帳のデザインは毎回違うので楽しい。
修道院の手作りのチョコレートで、濃厚で美味しかったです。
バルで休憩する。
とうとう、SARRIAへ入った。
サンティアゴ大聖堂まであと100km。
もう暑くてヘトヘト。長い距離も歩いたのでクタクタ。
いくら荷物転送してるからって、宿のベッドの心配がないからといって、
歩きすぎました。喋ることもできないくらい疲れている。
まずは、冷たいコーヒーアイスクリームを食べて体を冷やす。
綺麗な色のトカゲを発見。
昔、子供の頃に見たトカゲは、土色のものだけでしたが、こちらはお国柄なのかカラフルです。
今日のアルベルゲに到着。
17時でした。
こんなに遅くアルベルゲ入りするのは初めてです。
それだけサモスの道は長かった、バルでも休憩を入れないと歩ききれませんでした。
いつものように、ベッドを確保し、シャワーを浴びて、洗濯をすませる。
大きめのスーパーがあるので買い物に行きました。
少しじっとして休めば、近くのスーパーに行く頃には疲れも忘れています。
スムージー、ヨーグルト、パン、石鹸などを購入。
サンティアゴまであと100km。
ここから巡礼をスタートさせる人も多いそうです。
年齢層が若い人たち、学生が増えてきました。
【アルベルゲ】
・10ユーロ
当時の日記です。👇