鴨川沿いを自転車で走る
こんにちは。
大阪や京都の夏は暑くて、なかなか行動する元気がなかったのですが、秋になって涼しくなると嬉しいです。
(ここ2週間ほどですっかり朝晩は寒くなり冬へ突入な感じですが)
京都の平安神宮近くで電動付き自転車をレンタルして、鴨川沿いを走りました。
ママチャリタイプの電動自転車はちょっとだけ借りて乗ったことがあるのですが、
ママチャリタイプじゃない電動自転車なので、乗るのが楽しみでした。
このおしゃれな自転車を見てテンション上がります。
鍵の付け方、変速の方法、サドルの高さ調整などさっくりレクチャーを受けて出発。
外見、サイズ感、存在感が良いので欲しい。
後で調べたら、購入するには20万から30万円のモデルでした。
サドルが硬くて、そういうのに慣れてないのでお尻が痛かったのを除けば、
軽くて速くて小回り効いて、スイスイスイーって感じでした。
京都の平坦な道は、バッテリーもそんなに減らなかったし、2日は余裕で走り回れそうでした。
パナソニックから出ている電動自転車を見ても、10万円台からスポーツタイプは70万円まで幅広く商品がある。
そう思うと、レンタルしたこの電動自転車、そんなに高くなく、妥当で手頃な価格に思えます。
この辺りにはおしゃれなカフェ(ブルーボトルコーヒー等)もあって気になった。
平日の空いている時なら時間帯にもよるがのんびりできそうでした。
おしゃれなカフェやパン屋を見るたびに入りたくなりますが、スタートしたばかりなので我慢。
南禅寺の三門からの眺め。
三門(高さ22m)へ登るとかなり遠くまで見渡せる。
清々しい。
大文字山(約470m)に登ると、これよりも標高の高いところから同じ角度で景色を見ることができます。
なぜ三門というのかは、公式HPに記載されていました。(下にリンク貼)
明治時代に創られた水道橋。
南禅寺水路閣、京都タワー、錦市場のリニューアルなど何かを新しく建てるときは、景観を損ねるという理由で反対の意見が出たそうですが、今となっては街のシンボルになっていたり、経年によって風景や自然の中に溶け込んでて味わいが出るものもある。
世界中、そういう事例はいっぱいあるだろうし(有名なのはパリのエッフェル塔)、変わらずに守ろうとする側と、変えていこうとする側がいるし、
新しいものを作りたい側と、自然を残しておきたい側がいるし、
相反する考えや意識があるのは、そういうものなのですね。
先進国や世界が、環境破壊や温暖化に対して取り組んでいかなければならないという方向へ向かっている今の時代が、50年前にはまだそんな意識はあまり強くなかったと思うので、
この50年でいろんなことが変わってきたんだと思います。
いろんなことが起こっても月日が経っても変わらずにある大文字山や鴨川を見るとホッとします。
鴨川沿いを自転車で走ります。
北山通りまで突き進みます。
ゆるやかな上り坂を上がっていく感じです。
途中、坂道を上がり、道路に出ないといけない時があるけれど、
電動なので、立ち漕ぎしなくても上がっていけます。
春のやわらかな日差しも好きですが、秋のすっきりした空気と空が気持ちいいです。
北山から折り返して四条へ下る時も鴨川沿いを下がっていきます。
鴨川は出町柳からY字で分岐してるが、北山通りまで上がる時はY字の右ルート。
北山通から四条へ下がる時はY字の左ルートで下がりました。
本当に綺麗で気持ちよかった。
遅めの昼ごはんは、COCON烏丸で(サッカー観戦しながら?)フィッシュ&チップス。
私はこれを初めて食べました。
熱々の揚げたて。クシ切りのじゃがいもも多いし、タルタルソースが手作りのようで、美味しかった。
ご馳走様でした。
16時ごろには日は陰ってきて、あっという間に1日が終わる。
冬至に向かう時期は日が沈むのも早い。
夏至の頃は、19時過ぎてもまだ薄明るい関西でも、16時にはもう陽が沈みかけていきます。
しばらく自転車で走っていない間に、新しくできたホテルやリニューアルされた新風館など、
散歩したいところや、入ってみたいお店がたくさんありました。
インバウンド旅行者が少ない今だからこそ、のんびり静かに過ごせそうな予感です。
レンタサイクルは、個人経営の自転車屋さんもあるので、ネットでは探せなくても
実際に自転車や散歩で歩いているときに見つけることも多いです。
私の大好きな鴨川と自転車の話でございました。