あれもUFOだったのでは・・・

 

空を見上げて、「彩雲あるかな?」っと探してみると、

彩雲に出会える確率が増えてきた。

こんなに頻繁に見えるなら、今まで見なかったということは、普段から空も見上げず、じっくり雲を見ることなく過ごしていたんだなと思った。

 

 

 

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彩雲

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彩雲

実際に自分の目で彩雲を見るまでは、彩雲の写真をネットで見ても、

”画像なんていくらでも加工できるし、誰かが加工したものかもしれないし”と半信半疑のところがあった。

 

でも自分の目で見ると、「彩雲って綺麗だよね」、「本当にあるんだね」とわかる。

人は、疑い深いところもあるし、信じやすいところもある。

 

技術が向上していくと、SNSでも嘘の発言動画も流せる時代になってしまった。

これは問題だ。

国の大統領があたかも演説しているような動画も作れちゃうわけなので、混乱を招く。

どこまで本物なのかすらわからない。

やっぱり、自分で実際に見たものしか、あんまり信じられなくなってきている。

 

ビートたけし氏の、オカルト(バラエティ)番組が好きだ。

年に1回あるかないかだけど、UFO肯定派とUFO否定派がお互いをけなし合う(?)

あの番組。

私は2014年にハワイでUFOを見ちゃってから、UFOは普通にいると思うし、

YOUTUBEの動画でも、結構いろいろ見てる人がいる。それが事前に用意された演技のあるものなのか、本当に遭遇してるんじゃないの?というものまで、いろいろあるので

自分でこれはどっちかな〜と考えていると時間を忘れている。

 

私がハワイで見たものは、

大きくて緑色の物体(オレンジ色の光も付いていた)が雲の中に入っていった。

飛行機なんかよりも大きなものだった。あの時に見た距離感だと飛行機ならかなり

小さく見える距離なのに、その物体はかなりはっきり見えたので、

見た瞬間、目が点になっていたと思う。ものすごい速度で、雲の中に入って、

雲を貫通してまた姿を表すと思いきや、貫通せずに雲の中で消えた。

派手な登場で、一瞬、どこから出てきた!?と思うが、、、、もうわからない。

飛行機だったら、あの距離なら小さく見えるし、あんな早い速度で進まない。

そもそも形、大きさ、色、光っているライト、スピードから

飛行機とは全く違うものだった。

山の上には線上の横長の雲があり、山頂のすぐ真上の方には雲はかかっていなかった。

その雲のかかっていないところで物体は再度姿を表すと思ったけど、雲に突入した後にそのままま消えた。

隕石だったら、雲を貫通して雲がかかってないところで再度姿が見えるだろうに。。。

 

なんの根拠もないが、「ハワイに行ったらUFOでも見ちゃうかも」ってなんとなく

思っていた。どこの情報だとか何も持ってないし、誰かから噂を聞いたわけでもなかった。

だからそう思った自分が不思議であった。

そして実際に見たのだから、「何かありそうな」島であると、それまでの偶然から

思っていたのかもしれない。

多分、その前に読んでいたシャーリーマクレーンの「アウト・オンア・リム」という本の影響かもしれない。

本の内容で、南米ではUFOがよく見られるエリアがあるという話があった。

 

だいぶ前、南米に駐在していたという職場の方に、

飲み会みたいな席で「UFOみたいなの見ましたか?南米ってよく見られるらしいのですが」と聞いてみた。

ドン引きされるのではないかと普通は思うのだが、その方も関西人。大抵のことはおおらかに笑ってなんでも受け止めてくれるおもろい人なのだ。

その人の返しは、私の予想を遥かに超えていた。

「あ、南米ではないけど、学生の頃だったかな。ん?と何か違和感を感じて

上を見たら、宇宙戦艦ヤマトみたいなどデカい、ものすごく大きい戦艦の真下が見えてびっくりしたことがある」と言った。

真上にどでかいUFOがいたという状況だったみたい。

それは失神するレベルじゃないのだろうか。。。

でも、そんな稀有な体験をしてしまう方だから、何回も仕事で南米へ呼ばれているのかもしれない。南米に縁がある人でした。

その前後がどういう状況だったかもっと聞くべきだったが、他の人もいて、

一応、ある方の送別会でもあったので、あまりUFOの話で盛り上がるのもどうかと思い、すごいですねえーって言って、も少し話すかと様子を見たが、その場の空気ではそうでもなさそうだったのでUFOの話はそこで終わった。

結構、UFO見てる人、いるんじゃないかなって思っている。

子供じゃないのだから、「UFO見たんだよね」て、いちいち言わないだろうし。

 

あれもUFOだったのでは・・・・と思ったことがある。

今から22年ほど前のオーストラリアの旅行の時に見たあれ、UFOだったか、、、と。

 

私は母と二人で、ゴールドコーストへ4泊くらいの旅行をした時だった。

私が大病して入院、無事に退院して自宅療養中だった期間に、

母に電話をかけて、

無理を承知で「海外旅行に行きたい」と頼んだらすぐに「いいよ」と言ってくれた。

そういう時に、「えええ、そんなの無理やん」とか「なんで今の時期に?」とか

「もうちょっと体が回復してからにしたほうがいいよ」とか

言わないところが母の良いところだ。

子供のことになると途端に心配性で、慎重になる父親とは反対のところがある。

家族、両親とは、そういうところが面白くて興味深い。

まるで完全に仕組まれている。

完全にバランスが取れている。

 

私はその時、病気が治らなければ、もう死から逃れられないと周りの入院していた患者さんたちを見て知っていた。

だから体に自由がきく間に、これが最後になるかもしれないという気持ちで、

一番やりたいことをしたかった。

どこに行きたいかは決めてないが、母が仕事の休みを取れる日を聞いて、二人で

HISに行って申し込んだ記憶がある。

 

病み上がりの体で弱々しい私だったけれど、ゴールドコーストの風、太陽、空気、海、山、のパワーをたくさんもらえた。

ものすごくよかった。

いつかまた3ヶ月くらいここで過ごしたいって強く思って、後ろ髪を引かれながら

帰国したことを覚えている。

 

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夕方に長い海岸の砂浜を散歩するのがお気に入りになっていた。

二人でホテルにそろそろ戻ろうとした時、海の上に、ぽっかりとそこだけ雲ができていた。

割と低い位置にそこだけ雲がぽこんとできていたので、違和感があって、

母とその雲を見上げた。

印象的には、なんとなく可愛らしい浮かんでいる雲。

他の部分は雲ひとつない空なのに、そこだけ、雲がある。

割と低い位置。近い距離。

(遠くにかすかに見えるという感じではない)

他の通りすがりの人もやはり気になっていたのか、雲をチラッと見ている人もいた。

信号待ちをしているときも、その雲のことは、振り返って見上げていた。

チカチカと光が雲の中で点滅していたからだ。

雷が光っているとしかその時は浮かばなかった。

雲がある。雲の中で光がチカチカ光っている。(全体的にぼんやりと)

イコール、それは、光るって「雷」としか知識にないからだ。

天気も悪くないし、ゴロゴロという雷特有の音も聞こえない。

だけど、そこだけ、電気の電灯が点いたり消えたりするように

チカチカと光ったりしている。

 

ホテルの窓からも、その雲はまだあったのが見えた。

日が暮れてきて、少しは、海の沖の方に移動しているような気もしたが、

日が暮れてきたから余計に、光がチカチカ、チカチカと雲の中で全体的に光っている。

母と「まだあの雲あるねえ」と会話したのを覚えている。

私は、友達にメールで「旅行の時にね、面白い雲があってね、まるで天然の電灯みたいにずっとチカチカと点滅して光っていたの」と後でメールで書いたのも覚えている。

オーストラリアのゴールドコーストの旅行の思い出は、母との乗馬体験、コアラを抱っこしたこと、シーフードのパスタが美味しかったこと、買い物で行った大きなショッピングセンター、スーパーの食品売り場でたくさんの果物を買ったことなどを覚えているが、

その雲のこともよーく覚えていた。

あれから20年以上経ってたんだけど、ある時、母に電車の中で、

「あのゴールドコーストで見たチカチカ光る雲のこと覚えてる?」と聞いたら、

母は「うん」と言った。母も覚えていたのだ。

「あれさ、今思うとさ、UFOだったと思う」と言ったら、

母も「うん。うん。」と頷いて同意していた。

 

あの光っていた雲、夕暮れから、空が夜になって暗くなっても、

海の沖の方に移動しながら(窓から見ると、少しずつ遠のいていた)

ずっとチカチカ点滅して光っていた。

 

22年も前だとまだ動画を撮ってアップする時代ではなかったので、

現地の人たちもたくさん気づいていただろう。だけど、ニュースになる程でもない。

でも今だったら、そういうのも割とバラエティ番組とか特集で紹介されるかもしれない。

オーストラリア、しかもゴールドコーストだったからかもしれないが大騒ぎする人もいなかった。

みんなそうやって、自然の中で、不思議なものを見ても、普通に暮らしている。

 

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ホテルの窓からの眺め。これは朝だったと思う

 

この旅には最後に嬉しいオマケもあった。

ゴールドコーストからの帰りの飛行機では、空港のシステム障害で少しだけ搭乗手続きを待たされた。

私たちは手続きの列に並んでいた。

順番がきてカウンターの前に二人で立つと、空港の現地男性スタッフがカタコト日本語で

「ごめんなさいねー。お待たせして。ビジネスクラスにアップグレードするから許してください」と言った。

私たち親子と、もうひと組の夫婦のみビジネスクラスへ変更してくれた。

他10数組くらいの新婚旅行と思われる若いカップルがいたけれど、

年齢高めの人が含まれる乗客を優先に選んだのだろう。

私たちは行きの身動きも取れないようなエコノミークラスの座席の狭さに辟易していたので、私と母は「ビジネスクラスだって!?」と笑顔に。

母は直前まで、「もおお、しんどい」だの、何かをグダグダ言っていたのに、

喜びでテンションが上がり元気になっていた。

私は、現地ツアーガイドの女性に

ビジネスクラスってどれだけ高いのですか?」って聞いたら、

「通常なら、50万円くらい払わないといけないと思いますね、、、」ということだった。

HISのこのゴールドコーストツアーはHISが所有する自社ホテル宿泊の安いツアーだったので、

それでもかなりお釣りがくる内容だっただけに、

(もちろん当時、一人数万円の安いツアー)

病気で死にかけて大変なことの後には、いいこともある。

やっぱりやりたいことしないとあかん!行動だ。行動だ。

 

それからプリズベンでの乗り継ぎも含めて、日本までビジネスクラスを堪能した。

こんな機会はそうそうない。

もったいなくて、二人とも居眠りもできなかった。

リクライニングのチェアーで足を思う存分伸ばす。

次から次へと女性CA、男性CAがまるで私たちの召使いのように、

「桃、フルーツ食べますか?」「シャンパン飲みますか?」と聞いてくる。

お皿に綺麗に並べられた料理に、

「飛行機でこんな料理食べれるんだ」と純粋に嬉しかった。

 

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乗馬。犬が二匹もついてきてくれて最高に楽しかった。

 

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 いじょう。