ヴァレリー 再会

2017年のスペイン巡礼で出会った友達の一人、ヴァレリーが日本に旅行に来ました。

週末にランチしよう!と約束。

お好み焼きが食べたいという彼女の希望を叶えるべく、ネットで探しておりました。

京都三条辺りにある古めかしいお好み焼き屋さんにしようと目星をつけていたが、彼女のそれまで観光場所の予定がどんどん変わるため(ものすごい行動力で京都の名所を制覇してくため)、前日の夜にメッセージをやり取りして、待ち合わせの場所などを相談して決めた。

 

メッセンジャーで彼女が 「竹、まだ見てない、ハハ」。

私「竹!?」

一瞬なんのことかわからず。

それは嵐山の竹林のことだった。

 

私たちは、とある駅構内で待ち合わせし、無事に時間通り再会できた。

1年4ヶ月ぶりの再会。

 

ヴァレリーと初めて出会ったのは、去年の6月中旬、スペイン巡礼路のレオンという街。

同じ私営のアルベルゲに宿泊していたようで、朝、廊下で靴を履いている彼女、これから出発しようとする私、お互い挨拶し、少し会話をしたのがきっかけでした。

 

それから、気づけば10日間ほど一緒に巡礼路を歩いていました。

私の39日間の巡礼で、10日間って結構な時間を一緒に過ごしたと思う。

一番長く一緒に歩いた人だった。

あっという間に時間が過ぎていきました。

 

彼女は20代の頃に、2年ほど仕事で関東に住んでいたこともあるので、日本語でも会話できる。仕事のため現在もシンガポールに住んで長い。

ITに強く、登山が大好きな彼女。

カミーノの時は自分のことで必死だったのであまり気づかなかったけど、今回初めて関西に旅行に来た彼女の活発な行動範囲をFacebookの投稿で知り驚く。

やっぱりこの人、ものすごいバイタリティがあり行動的だった。

1日で、貴船神社大文字山登山、伏見稲荷まで行ってしまう。

高野山でハイキングで20km以上歩くし、大阪の難波では、しっかりたこ焼きも食べている。

 

京都に長いこと住んでいた私でさえ、バスはあまり使いこなせなかったが、彼女はスマホで行き先を調べ、ちゃんと目的地へ着く。

もうそういうの当たり前の時代なんだろうけど、スピード感が私とまるで違う。

 

友達が多い彼女は、フィリピンの友達とも日本で会う約束をして、お互い一人旅だけど、(相手は二人姉妹)、旅の途中で、一緒に行動を共にしたりする。

 

フレキシブルで、自分たちのペースを守りつつ、自由に旅をしていて、力んでなくて、自然体。まだ30代の彼女。これからどんな旅をしていくのか楽しみ。

 

久しぶりの嵐山です。

同じクラスの親友ときたのが初めてだったから、くると必ず女子高時代を思い出す。

その時は芸能人のお店ができて話題になっていて、行列に並んでビートたけしのお店でカレーを食べた記憶が懐かしい。

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台風の影響で、橋の上は一部修復中でした。

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100円のおみくじを引いた彼女。大吉でした。

 

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竹林の小径。

ここは外国か。歩いているのはほとんど外国人旅行客。

中国語、韓国語が飛び交っていた。

写真は人ごみの上側にカメラを向けて撮ったので、人がいないように見えます。

 

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きな粉のかかった「わらび餅」。

ベンチで休憩。

砂糖が少なめのきな粉で美味しい。

 

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晴れたり、曇ったり。

先週とは違って、かなり気温も下がり、肌寒い一歩手前の感じでした。

もうすぐ紅葉が始まる。

 

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11:30開店してすぐお好み焼き屋さんへ。

満席になる前にテーブル席につけて安心。

写真を撮る時は、日本人風にピースしてポーズを撮ってくれました。

 

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とても美味しい。

常連客や地元の人もこられている感じで、昭和なお店でした。

彼女のオフィスの写真を見せてもらったり、仕事の話をしたり。

 

でも堅い話はほとんどせず、お土産物を一緒に見たり。

ダルマ柄の手ぬぐいを買おうかと思うくらい、欲しいものがありましたが断捨離中なのでガマン。

彼女は下駄を買おうか迷ってました。やっぱり可愛い鼻緒の木製の下駄はみんな欲しくなる気持ちわかります。

 

 

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抹茶ソフトクリームを食べながらのんびりしました。

横も後ろも外国人ばかり。

 

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彼女は今日も観光にいくため、地図を広げて、元気にバス停へ。

ハグして、また来年会えるといいね。

日が暮れる前に私は家に帰ることにした。

先週末に発熱して、会社でも風邪が流行っているため、油断できなくて。

 

彼女とはスペイン巡礼の前から、知り合いかのように思えた。

すごく特別なことでもなくて、また活動的な彼女とは、いつかどこかで会えるから、私も健康管理をし続けて、いつまでも元気でいたいと思いました。

 

 

繊細で優しく、活動的でスピーディな彼女。

食事の前のお祈りを見て、カミーノの時も彼女はよくお祈りしていたことを思い出した。

 

 

 

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いじょう。