スペイン巡礼:【Day 33】Fonfria → Sarria (33.2 km)
【6月21日(水)】
天気は晴れ。
今日もみんなより早めに出発した。
6時に出発。
しーーーーんとしている。
巡礼者はまだほとんど歩いていない。
一つ目の街のバルで休憩。
カウンターで立ち飲み。サクッと休憩して、出発。
休憩は短めに、あまり食べないで歩く方が自分には向いている。
いつの間にか自分のペースが確立されている。
バルの壁にはサンティアゴ大聖堂の夜景の写真。
そこを目指して歩くだけで、シンプルな動機。
このシンプルさが一番良かったのかもしれない。
もうこのあたりは、道標の矢印も多くて、道に迷うこともなさそう。
ガリシア地方は雨が多いから、緑豊か。
おっと、狐がいた。
ズームで写真を撮る。
ほんの小さな物音でも、気づいてこちらを見る狐。
でも人間が危害を加えないのを知っているのか、あくびをしてくつろいでいる。
どちらへ行くかは、迷わずに決めた。
SAMOSに行ってみたかったので左へ。
ザックを背負っていたら距離の長くなるSAMOSへは行けなかったと思う。
荷物が軽いと、せっかくだからSAMOSの修道院を見てみたかった。
学生の集団も歩いている。
他の巡礼者に気づくと、おしゃべりをやめて静かになる。
ちゃんと先生に言われているんでしょうね。
学生の集団の休憩ポイントを抜かすと、ほとんど人がいなくなった。
あまりこちらを歩く人はいないみたいだった。
修道院が見えた!
ここ、勝手に入ってはいけなかったようで、後でおみやげ物屋のおじさんに出なさいと言われる。
おみやげ物屋では、スタンプがいっぱいになったので、新しい巡礼手帳、ポストカード1枚、チョコレートだけ購入。
巡礼手帳のデザインは毎回違うので楽しい。
修道院の手作りのチョコレートで、濃厚で美味しかったです。
バルで休憩する。
とうとう、SARRIAへ入った。
サンティアゴ大聖堂まであと100km。
もう暑くてヘトヘト。長い距離も歩いたのでクタクタ。
いくら荷物転送してるからって、宿のベッドの心配がないからといって、
歩きすぎました。喋ることもできないくらい疲れている。
まずは、冷たいコーヒーアイスクリームを食べて体を冷やす。
綺麗な色のトカゲを発見。
昔、子供の頃に見たトカゲは、土色のものだけでしたが、こちらはお国柄なのかカラフルです。
今日のアルベルゲに到着。
17時でした。
こんなに遅くアルベルゲ入りするのは初めてです。
それだけサモスの道は長かった、バルでも休憩を入れないと歩ききれませんでした。
いつものように、ベッドを確保し、シャワーを浴びて、洗濯をすませる。
大きめのスーパーがあるので買い物に行きました。
少しじっとして休めば、近くのスーパーに行く頃には疲れも忘れています。
スムージー、ヨーグルト、パン、石鹸などを購入。
サンティアゴまであと100km。
ここから巡礼をスタートさせる人も多いそうです。
年齢層が若い人たち、学生が増えてきました。
【アルベルゲ】
・10ユーロ
当時の日記です。👇