こんにちは。
スペイン巡礼の日記の続きが書けておりませんが、その気になるまで放置しています。
仕事でいろいろ覚えたり、さばくことが多かったので、だんだん余裕がでてきたのでもう少しすると、日記を読み返して、書けそうです。
春の桜の季節や、夏のお盆休みなどに、「去年の今頃は・・・」とふと思うことがあります。
去年の今頃は、スペイン巡礼に向けて、山歩きをしてトレーニングをし始めていました。(4月末には気温30度だったので汗だくでした)
スペイン巡礼に、まだ行く前の自分と、行って帰って来た自分。
違いは明らかです。
心の状態が、変わっています。(体型も少し変わりましたが)
焦りとか、不安とか、心配とか、そういう感情が減り、
その代わり、穏やかさが増えました。
スペイン巡礼は関係ないかもしれません。
3ヶ月、大好きなヨーロッパを旅したから、満足しているだけかもしれません。
周りの人々に感謝し、ありがたいことが増えているからかもしれません。
昨日はレンタサイクルをして、京都御所を通り過ぎ、一乗寺あたりまで走りました。
レンタサイクルを借りて走り出すとすぐに御池通り。
朝は早めにしたので、車も人も少なめです。
京都御所。
空気がまだひんやりしています。欧米からの団体さんも歩いてました。
笑顔で楽しそうに歩いている中高年の人たちでした。
桜満開の週末、天候に恵まれ、まだ人の少ない時間帯でラッキーな方達。
出町柳あたり。ここは工事中。どんな道が川にかかるのか。
前方の森の中には、下鴨神社があります。
お気に入りの本と雑貨のお店、「恵文社」も寄りました。
何年も使った小銭入れがへたってしまったので、恵文社で「牛革ミニがま口」が売られていたので、新調しました。
キレイで可愛いので、使うのがもったいない程・・・
こちらのオンラインのサイトからも購入できます。↓
帰りは、出町柳の「田舎亭」でお蕎麦を食べました。創業90年以上。
この「田舎亭」、20年程前から来てました。
たぶん一番最初は、父と2人で来ました。
20年という歳月に半信半疑の自分がいます。
このお店が好きになったきっかけは、割烹着姿のおじいさんが出前の行き帰りで、木製で横長の「岡持ち」を持っている姿を見てからです。
時々、出前から帰ってくるおじいさんを見かけました。
京都市内への自転車通勤をしている時など、帰りに晩ご飯として食べて帰宅するということも何度かありました。
店内は、京町屋で典型的な「うなぎの寝床」で、ちょっと薄暗いところがやけに落ち着く。
このお店がいつまでも続いて欲しいと願います。
私の願いなんておかまいなしに、11時半の開店すぐから満席となりました。
1人で来店する人も多いですが、おばさんグループ、外国人も。
このお店はものすごく愛されています。
出町柳スポットは、京阪電鉄「出町柳駅」があり、バスでも行きやすく、阪急電車「河原町駅」からも鴨川沿いを散歩がてらに歩こうと思えば歩けます。
昨日のお花見日和の「出町ふたば」の行列は、今まで見た中でも一番多かったです。
商店街、鴨川、桜並木、 いつまでも変わらない風景に、かれこれ20年もの歳月が経ったのが驚きです。
あの時も、20年前くらい。
あの出来事も、20年前くらい。
自分の中身、心の状態は、まるで別人のようになっているので、
20年前にも、そこで生きていた自分がいたことがちょっと信じられない感覚です。
あと10年ほどしたら、「30年前にも・・・」と思い出す自分がいるのでしょう。。。
自動運転の車やタクシー、トラックが走ったり
ドローンで荷物の宅配がされたり、
AI技術で仕事の仕方が変わったりしていても、
それでも変わらずにある自然、木々、川、お店などをみると、何十年前のことを
懐かしく思い出す事ができます。
そこにいてくれて、ありがとう、、、みたいな感謝の気持ちです。
いじょう。