マインドフルネス瞑想入門

こんにちは。

 

マインドフルネス、瞑想についての本を読みました。

 

~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

 

 

ヨガ講師である吉田昌生先生の文章はとってもわかりやすい。

読みやすい。

マインドフルネスって、どういう意味なのかはなんとなくわかるけど、

どうやって説明すればいいかわからない。

だけどこの本は簡潔に説明されています。

 

「瞑想ってなんか怪しいの?」

「瞑想する時間なんてないよ」

「マインドフルネスってどういう意味なの?」

「瞑想とかマインドフルネスって、どんな効果があるの?」

と、いろいろな疑問がわいてきますが、

 

あーだ、こーだ、他人に説明されるよりも、

あーだ、こーだ、どこかで話を聞くよりも、

 

この先生の本を読んだ方が、

一発で、

瞑想をやる気になりました。

 

たとえば、以下のどれかに当てはまる方は、

瞑想の効果を感じることが出来るかもしれません。

 

  • イライラ、気分の落ち込み、緊張するとき、気分を切り替えたい。
  • 通勤時間のストレスを和らげたい。
  • あの人が自分を嫌っているように感じる。
  • 他人をあまり好きになれない。
  • 忘れっぽくて、仕事や家事のミスがしょっちゅうある
  • いつもモヤモヤしていて頭がすっきりしない
  • 眠りが浅い
  • 呼吸が浅い
  • 他人のことまで思いやる余裕がない
  • いつも孤独感がある
  • 焦燥感がある
  • 独創的、創造的なアイデアがもっと生まれてほしい
  • 健康になりたい
  • 余裕のある魅力的な人間になりたい
  • いつもネガティブに受け止める癖をやめたい
  • 言わなくてもいいことを言ってしまって他人を傷つけることがある
  • 何かを言ったり、行動したことを、後で後悔することが多い
  • 考え事をしながら歩いたり行動し、転倒したり怪我するのを防ぎたい
  • 怒りや悲しみなどネガティブな感情で、他人に迷惑をかけるのをやめたい
  • 感受性を豊かにし、心豊かに感じたい
  • 心を穏やかにしたい
  • 心配しても仕方ないことを心配しすぎる
  • 既に終わった過去のことをいつまでも考える
  • 集中力をつけたい
  • 短時間で、効率的に、仕事をしたい

 

本には、付録のCDがついてます。

CDでは、吉田先生が姿勢や呼吸、意識の持ち方をアドバイスしながら、

自然と自分の意識が落ち着いていくのがわかります。

 

現代、テレビやネットの情報でいつも頭が忙しかったり、

仕事や家事、育児などで、あれやこれやと同時にいろいろなことを

しなくてはいけなかったり、

体はそこにあるのに、頭の中と、心は、そこにはいない状態になっていることがあると思います。

こういう状態のときは、

英語ならBusy mind、monkey mindと表現されています。

 

Monkey mind(猿のマインド状態)って、

なんとも、、、

猿には失礼な表現ですが、

キーキーキーキーと動物園で餌の取り合いしたり、

喧嘩したり、バナナを拾って食べまくっている猿のイメージが浮かびます。

 

www.yoga-gene.com

 

 

私たちは猿ではなく、人間なので、

もっと意識的に、マインドフルネスに、生活していく方が、

本人はもっと幸せであるし、

その周りの人たちにも影響が派生していきます。

 

猿ができているのかどうかは不明ですが、

人間は、自分のなかで起こっていることに気づく力(アウェアネスがあります。

 

気づく力(アウェアネス)とは、自分の感情や思考を自覚できること。

 

瞑想は、この気づき、気づく力を格段にあげてくれます。

そして、感情にまき込まれなくなります。

 

「なぜかあのとき、理由はわからないけどムカついて、あんなこと言ってしまった」

「急にイライラしてさ、思わず○○したんだよね」

「あんなこと言われて、カチンときた」

 

このように、感情にまき込まれてしまうのは、

自分ではもうコントロールできていない状態。

 

瞑想、マインドフルネスによって、

イライラ、焦り、恐怖、不安などの感情に素早く気づき、自覚することで、

より冷静な対応や判断ができるようになります。

すると、ものごとに動じにくくなり、心が安定していきます。

 

マインドフルネスとは

今という瞬間につねに注意を向け、自分が感じている感覚や感情、思考を冷静に観察している心の状態のこと。

 

つまり、「今、ここ」に100%心を向ける在り方のこと。

 

 

雑念はあなた自身ではない

思いや思考は、泡のように湧いてきます。

 

「あ、トイレットペーパー買っておかなきゃ」

「今日の晩ご飯のおかず何にしよう」

「子供はちゃんとお留守番しているかしら」

「ペットは大人しくしているかしら」

「明日の仕事の資料は大丈夫か」

「昨日のあの人に言われたことに納得いかない」

「あの時の行動は間違っていたかも」

「次の休みは○○をしないと」

 

などと次から次へといくらでも思いや思考は浮かんできます。

そして、それらをずーーーーと考えてしまったり、

気持ちがすっきりしなかったり、

頭がモヤモヤしていたり、

だんだん怠くて、何か新しいことをチャレンジしようなどと

思わなくなったり。

人付き合いもめんどくさくなったり、

他人を思いやる余裕がなくなったり。

 

 

1つの雑念が、次から次へと、アラート(警告)のように、

 

「あれも考えといて」

「これも覚えておいて」

「それも思い出して」

 

と延々に、永遠に、雑念だらけの状態が、

当たり前の状態のように思えるほど・・・・

 

こんな感じが、思考にとらわれている状態らしいです。

 

雑念が浮かんだら、ただ観察するかのように、少し距離をおいて

浮かんでは消えていく雑念を、

気づいては手放し、気づいては呼吸に意識を戻し、

繰り返していきます。

 

瞑想とは、そんな雑念にとらわれている状態に、気づいて、

観察すること。

 

 

それを繰り返していくだけ。

毎日5分、もしくは10分だけでも続けると、

頭の声、雑念は、だんだんボリュームが小さくなるように

大人しくなっていきます。

 

やると決めたら1ヶ月、毎日10分だけやってみると

本当に効果がわかります。

私は3日目で効果がわかりました。

 

まず、誰もいない1人になれる部屋で、

これから瞑想をすると自覚して、

座布団の上に胡座で座ります。

キッチンタイマーとか、時計で10分を計ります。

それだけです。

 

私たちの本質

 

頭の中の声や感情は、まるで自分自身のような「顔」をして

あれやこれやと頭の中でおしゃべりをし続けてます。

 

私たちの本質は、思考や感情ではなく、

それらを観察している「意識」です。

 

感情的になって涙を流す事や、怒りを感じる事は、悪い事ではありません。

人間や動物は、いろいろなものを見て、感じたり、思ったり、

痛みや、怒り、悲しみ、喜び、幸せを感じるようになっています。

 

ただ、ネガティブな感情にまき込まれて、自分自身を見失い、

衝動的な行動をして、自分や他人を傷つけたり、

誰かを不幸にしてしまうことは、避けましょうという話です。

 

戦争反対です。

だれも好んで戦争したくないです。

(お金儲けのため戦争したい人が一部いるという説もありますが)

 

でも、戦争は、私たちひとりひとりの心の状態を反映している結果だそうです。

 

戦争といえば、外国で、大掛かりな武器や、多くの人数が動き、

自分の住んでいる日本の話ではないように思っていました。

北朝鮮のミサイル問題がここまでニュースになる前までは)

 

ニュースでは、

パワハラモラハラブラック企業、家族間の事件、知人の間での事件を見聞きします。

身近な対人関係で、

ネガティブな感情にまき込まれる事によって、

事件になってしまうものがあります。

 

戦争も、身近な個人の問題も、

感情にまき込まれている側が、冷静な判断ができなくなっており、

他人をすべて敵だと見なしたり、

他人を思いやる余裕がなかく、

自分も他人もつながっているという

「私たちの本質とは何か」をすっかり忘れている状態です。

 

なんで、この自分が、こんな姿で、こんな性格で、生まれているのか、

よくよーく考えてみたら、

どうにもこうにも説明できない不思議な世界の話です。

今の、この人生を生きることが、

ほんまに一回ぽっきりなわけがないし、

確実に輪廻転生しているはずだろうし、

輪廻転生していなければ、

宇宙なんてそもそも、なんの意味もないし、

輪廻転生していなければ、「意識」なんて、ないだろうし、

みんな猿でいいはずだし。

(猿に失礼)

 

なんで私はこういう風に考えたり、感じるのに、

なぜあの子は、こういう風に考えたり、感じるのか、

どうして人には(動物も)個性があって、

いろんな人間がいて、

いろんな世界があって、

こんな彩りの景色があって、

どうして初めて来た場所なのに、懐かしく感じたのか、

どうして初めて会った人なのに、この人だけは他の人とは違うように感じるのか、

どうしてこの人だけは、以前にも会っていたかのように心の奥底から穏やかな安心感があるのか、

どうして、ある出来事やものごとに、腑に落ちる感じがあるのかとか、

言葉では説明できない、この腑に落ちる感じは、

「意識」が、そうだ(YES)って、

確信している結果なのではないだろうか。

 

ということで、吉田先生の本はわかりやすいという感想文でした。

 

以前の吉田先生の本の記事です↓ 

aoisora123.hatenablog.com

 

いじょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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