資格のこと

こんにちは。

 

無職中は、勉強のチャンスということで、

職業訓練校で、介護に携わる学校で勉強したり、事務系の勉強をしたりしました。

勉強の機会は有り難いです。

 

私は退職した後、これまで一度も失業手当をもらってこずに、

すぐに次の仕事を見つけて働いてきました。

失業手当をもらっているよりは、給料を頂いている方が自由に動けるし、

転職までのブランクをあけてしまうより、すぐに仕事が見つかると思い込んでいました。

 

ですが今では "ブランクは害"というようにネガティブにとらえずに

勉強のチャンスだと思うようになりました。

職業訓練では学べることがいろいろあるし、

そこで友達になった人とは今でもランチ行ったりと、いいことが多いです。

 

私がスペイン巡礼へいくきっかけとなった本(シャーリーマクレーン著・カミーノ)を教えてくれたのも、職業訓練校で出会った元フリーライターの女性でした。

 

今まで出会うこともないような職業や経歴の方達、

主婦や学生の方と一緒に数ヶ月の間、勉強したりして、

自分の視野を広げてくれました。

 

 

以前、ある職業訓練を受講しました。

その学校では、就職に繋げるための講師のアドバイスの授業も組み込まれていました。

心理学をベースにエゴグラムを実施し、自分自身を知る授業もありました。

 

就職支援の講師のひとりは、企業の元社長さんで、年齢は70代でした。

昔、がんを患ったけれど、元気に回復されているおじいさんでした。

 

会社の社長をされたり、企業の採用に関わってこられた経験で話されるので、

独特の雰囲気を放ち、声も大きく、説得力がありました。

 

「平均寿命が伸び、人はね、なかなか死ねないんです。

老後の生活について、親のすねや、インカムが十分あるなら問題ないんですが、

年金頼みではしんどいんです。

お金がないと、みんなと遊びに行けず、話題も合わなくなります。

65歳以降も働きたい人は、肉体労働ではしんどいんです。

いいですか。

武器(資格)を持っていれば勝負できるんですよ!」

 

という話をされてました。

 

 

授業では、キャリアの棚卸しとして、

今までの自分の職歴や取得した資格、検定を書き出していきました。

 

講師から受講者たちへ向けて

 

「資格はたくさんもっておきなさい」

 

「資格マニアなんじゃないかとか言う人もいるけれど、

資格を使うか使わないかを判断するのは、あなたたちではなく、採用者側です!」

 

「一見、関係ない資格を持っていたとしても、こいつ使えるなって思うんです。

だから、なんでもいいから資格をとりなさい。

今日、本屋へいって、資格の分厚い本(資格全ガイド)を開いてみなさい。

そこで出てきた資格を勉強して取るんです。

それを毎年したら、数年で資格が増えるでしょう」

 

その別の日、再度、この講師の授業の時に、

「前回言いましたね。実際、書店へいって資格の全ガイド本を開いた人は?」って

20名のクラスで言いました。

手をあげたのは3人ほどいました。

講師は「よっしゃ!」と喜ばれました。

勉強や宿題で疲れて、一刻も早く帰りたいなかで、

この3名は、私からみても、偉いと思いました。

なんてことないことを、ちゃんと行動にうつしていたのです。

この方達はクラスの中でも頭がよい人たちでした。

講師の方の間違いを指摘できる理解力があり、頭の回転が速い人たちでした。

 

20代の女性は、建築系の資格。

30代の女性は、消防かなにかで、そもそも受験資格がなかったというオチでしたが、

講師は

「資格の本を開いてでてきたものが、運命だと思いますよ」と言いました。

 

私は、この講師の言葉が残りました。

 

何か資格を取ろうと考えた時、ひとは戦略を練ります。

この資格を持っていたら、採用者側に目をつけてもらえるとか、

ライバルに差をつけられるとか、就きたい業種や職種でまず考えます。

 

それを一通りやってきて、仕事も経験した後は、

資格の分厚い本を無作為にパッと開いて表示されたものを勉強してみるというのは、

そこに個人の判断を超えた、偶然のようで偶然ではない

縁や運命といわれるようなものが含まれている感じがします。

 

後で振り返れば、

「あのとき、資格の本を開いてでてきた資格から、運命の扉が開いたんだ」

ということがあるかもしれません。

 

なるほどなあと思って聞いていた自分が、20年前に取っていた

資格が役に立つという経験をしました。

 

20年前に秘書検定3級と2級を取りました。

販売の仕事の経験しかなかったのと、

事務職で働きたいと思った時に、とりえあえず取ったものでした。

 

参考書2冊をさらっと読んで、暗記して、一発合格できたものでした。

 

 

20名の受講者たちで、秘書検定2級を持っていたのは私1人でした。

ほかに1名が秘書検定3級を持っていました。

講師からは、秘書検定を持っていることを褒められました。

私個人としては、秘書検定って、あんまり意味をなさない検定だったかなあ程度だったので、改めて評価されると、取ってて良かったと思いました。

 

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ただし、秘書検定は取ってても、20年前に取得した資格でしたので、ほぼないに等しいと考え、すっかり忘れているので、秘書検定の本を購入しました。

断捨離だの整理整頓で、本の多くはBOOKOFFなどへ買い取ってもらってきたので、

なるべく本は増やしたくないのですが、あらゆる参考書も多く手放したので、ちょっとだけ後悔してます。

 

 

TOEICのスコアは2年に1度くらいは更新しないと、採用者側からは

このスコアから落ちているはずと思われるそうです。

そこで、この講師の方からアドバイスがありました。

ちゃんと普段から会話やメールで英語に触れている人ならば、

TOEICのスコアの横に「現在も日常的に英語を使用中」と書けばいいそうです。

それだけで、印象がだいぶ違うそうです。

 

 

 

職務経歴書でも多くの方が

「私は正確な仕事ができます」

「私はチェックをして、ミスを防ぎました」

などと書いてあるが、

採用者側からみると、それはありきたりな履歴書なんだそうです。

採用者側が知りたいのは

「どんなやり方をしたのか」と講師は言ってました。

 

さらに、どんなやり方を書いて、どういう成果、結果を出したのかと書くよりも、

「こういう結果を出す為に、私はこういうやり方をした」と書くといいそうです。

 

いろいろな資料も配布され、役立つ情報を沢山得られました。

 

元社長の講師のパワーに、まだまだ頑張らないといけないんだなあと思いました。

自分が65歳になった時のことは、どうなっているかわからないけれど、

きっと、まだ、機会があれば何かの仕事に就きたいとか、

働きたいって思っていると思うので。

 

 

いじょう。