ソフィ 再会
こんにちは。
スペイン巡礼で出会った友達のソフィが大阪へ旅行にきました。
5ヶ月ぶりの再会。
彼女のお仕事の合間のちょうどいい時間ができたとのことで、週末を利用しての一人旅。
今まで東京などは旅行に行ったことがあるそうで、今回は初めての大阪とのこと。
二人で晩ご飯と一日京都観光へ行くことができました。
ソフィと出会ったのは、私の39日間の巡礼の後半でした。
それはサンティアゴ・デ・コンポーステラへ到着する二日前でした。
Arzuaという街で同じ私営のアルベルで泊まって、二段ベッドが一緒だったことがきっかけで会話するようになりました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を一緒に見て回ったり、
フィステーラ&ムシアのバスツアーへ二人で参加して1日過ごしたことがとても楽しかった。
私よりも彼女の方が落ち着いてて、精神面も穏やかで大人なので、彼女といると私は妹のような気分です。15歳以上も私が年上なのですが。
素のままの自分以上に、ありのままの自分でいられるからか、安心感とか、彼女の穏やかな波動か、影響が私にも伝染して、ストレスや不安などネガティブな感情が出てこないのかもしれない。
彼女とはスペイン巡礼が終わって、旅行先のポルトでもちょっとだけお互い時間を調整してランチだけいくことができた。
その後は、私はプラン通りにポルトガル、南スペインを観光、彼女はパリへ移動した。
ポルトでのランチが終わり、軽く散歩して、彼女とバイバイと別れる時、涙が出そうになった。
「韓国と日本は近いからまた会おうね」と言われた。
本当に会えたらいいなあと思った。
私の人生って、親友ができたと思っても、親の転勤によって通学している学校を転校しなければなくなったり、引越しがあったり、相手が遠くに引っ越したり。。。
人生は自分ではコントロールできないことがあって、それによって、寂しい思いをしたり、別れる辛さを経験したり、これは自分だけのことではないのだけど、10代の頃は、自分ばっかりかわいそうと思っていた。
なんだかそういう時の寂しさが無意識にこみ上げてるのかもしれない。
この泣きそうな感情の正体は。。。
そして、大阪で今回再会した時も、涙が出そうになりました。
なんなんでしょう。
歳をとって涙腺が緩んだというのもあるでしょうけど、自分でも理由はわかりません。
そんなに彼女と苦楽を共にしたわけではないのに、短い時間といえば短いのに、
魂レベルでのなんかの記憶が残っているのかもしれません。
京都のどこに行きたいか聞いてみると、
伏見稲荷、清水寺、花見小路か先斗町のサイトのページをメッセンジャーで送ってくれました。
1日でどれも十分行けるルートだったのでスムーズに回れると思ってたけど、やはり、秋の行楽シーズンは人、人、人。
昔から秋の行楽シーズンは、京都でバスに乗ったはいいが、降りられなくなったという程の混み具合があるので、早朝などの時間にずらすかどうか考えたけれど、ソーフィの都合もあり、昼からの行動にし、おまけの超満員バスもしっかり体験してきました。
再会の夕食は和食屋さんへ行ってきました。
さつま鶏の唐揚げ。
韓国では骨付きの唐揚げが多いそうです。
お寿司のプレート。
魚のあら汁。小ぶりなお椀だったけれど、ほっこりできて、満腹になりました。
夕食後はカフェで翌日の待ち合わせ場所などを確認しました。
お土産物屋さんや屋台が賑わっていました。
千本鳥居の中は、ちょっとしたフォトスタジオ状態でした。
外国人旅行者が多くて、自分が海外にいるような錯覚もしそうです。
中国、韓国、スペイン語、イタリア語、東南アジアの言葉など飛び交ってました。
紅葉が始まりかけていました。
その後は、四条河原町へ。
京都の北の山々の上に、寒そうな雲やもやがかかっててきれいでした。
風がひんやりしてました。
右前方に虹がでていました。
先斗町をそぞろ歩きをしました。
ランチは「うどん」のリクエスト。
その後は、清水寺の方へ歩いて行きました。
祇園白川通りを歩いていたら、芸者さんと歩いている観光客や、鮮やかな着物を着ているカップル、白い着物姿が素敵な結婚式の新郎新婦を見かけました。
そして清水寺のエリア。
人、人、人。
空が冬の空になってきている。
山々に囲まれた京都の景色。
レンタル着物姿の観光客が多かった。
10年前とかはまだこれほど街中に外国人いなかった。
なんと清水寺は改修中でカバーがかかっていました。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂も修復中だったし、今年は修復の年でした。
夕日を眺めながら、坂道を下りました。
急激に、風が冷たい。
寒くても都路里の抹茶ソフトクリームです。
温かい抹茶ティーと、ソフトクリームをシェアしました。
混み混みのバスで京都駅へ移動しました。
京都駅の上りエスカレータを最後までいくと、夜景が見渡せます。
京都駅のラーメン横丁へ。
少し並んだけど、すぐに店内に入ることができました。
お土産を見たりして、大阪へ一緒に戻り、ゆっくりすることができました。
そして駅でソフィを見送りました。
また近々会う機会があれば会おうと手を振りました。
旅好きで、仕事でも海外出張などにいく活動的な彼女のことだから、日本や韓国以外の旅先で待ち合わせして少しの時間を会うことも簡単だろう。
私もいつもまでも元気に旅ができるよう健康でいたいと思う。
いじょう。