スペイン巡礼:【Day 8】Viana → Navarrete (22.8km)

【5月27日(土)】

 

天気は晴れ

今日も歩けるところまで歩いてみようと思った。

 

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Logroñoという町へ入った。

ログローニョ - Wikipedia

 

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地面には大きなホタテのマーク。

奥にはピエドラ橋。この橋を渡って行く。

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サンタ・マリア・デ・ラ・レドンダ准司教座聖堂、名前が長い。

町の中心にそびえ立っていた大きな大聖堂。

閉まっていて中には入れず。

ログローニョ、通り過ぎるにはもったいない町でした。

 

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安くて美味しいパン屋さんだった。

 

その後、長い長い道をずーっと歩き続け、バルやアルベルゲのある公園へで休憩した。

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回りの木にリスがたくさんいた。すばしっこいのでカメラのシャッターが間に合わず。

リスって小さいイメージだったけど、ここのリスは大きかった。

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次の町、Navarreteが見えてきた。

私の足は疲れて、もう歩けない。

自分のペースで歩かないといつも以上に体力が消耗されるということがわかった。

 

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私はこの町に泊まることをTさんに伝えた。

Tさんはこの町にとどまるかしばらく考えていた。2人で教会でしばらく時間を過ごした後、Tさんはやはり先を急ぐためさらに先に進むことにした。

もう会えないだろう。

頑張ってとお互いハグしてTさんを見送った。

 

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アルベルゲはまだ受付が始まっていないが、ザックを置いて順番待ちをした。

受付後、ベッドに寝転んだ。

隣のベッドは、巡礼3日目にバルで相席したフランス人のおじさんだった。

私のことを覚えていた。

名前は失念したがこのおじさんは巡礼は3回目くらいだったと思う。4年前にフランス人の道を歩いており、巡礼はフランス人の道が一番好きだと話していた。北の道は観光客が多いとのこと。鉄の十字架では何かを感じたと話していた。

人それぞれ、好きな道があるのだろう。

前回、メセタの大地は大変だったと言っていた。何もない道がずっと続くんだ、本当に何もないんだよと。

覚悟をしなくてはならないと思った。それは承知の上で、ここへ巡礼をしにきている。

だけど既に過酷な巡礼の道を体験しているので、やる時はやるしかないと思っていた。

 

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パスタが食べたい!

イタリアのような美味しいパスタにありつけない辛さ。

スーパーで簡単に作れるパスタソースを探したが売っていない。

トマトソース缶は、量も多いしあんまり使いたくなかった。

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結局、トマトとマッシュルームを炒めてパスタの具にした。

スペインは日本と違ってマッシュルームやトマトが安い。

この三ヶ月の旅の間、このパスタをよく作っていた。

トマトとマッシュルームの疲労回復効果はホンモノだった。

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この日は、19時頃から眠り続け、翌朝は誰よりも遅くまで眠っていた。

のんびり出発する朝がたまにあってもいい。

自分のペースで歩く方が疲れない。

歩くのが遅い、それがどうしたと開き直るしかない。

Tさんと31kmを歩けたんだもの、やればできたんだから大丈夫さ。

 

【アルベルゲ】

・7ユーロ

 

 当時の日記です。

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