ブライアン・ワイスの「前世療法」から

ブライアン・ワイス氏は、両親の愛情に満ちた家庭で生まれ育ち、学校の成績も良く、大学生の時には精神科医になることを決めていた。

幸せな結婚生活、2人の子供をもち、仕事も順調だった。

ワイス氏はなぜこの本「前世療法」を書こうと思ったのか。

ある日、シャワーを浴びている時に、これ以上もう隠しておいてはいけないと強く感じたという。

 

ブライアン・ワイスとは

コロンビア大学を卒業し、エール大学大学院医学部で医学博士号と取る。

同大学院精神医学課で専門医学実習を修めた後、いくつかの有名な医科大学で教え、精神薬学、脳化学、不眠症うつ病、不安症、薬物中毒による精神障害アルツハイマー症などに関する40以上の論文を発表した。

本の出版は「コリンの働きに関する生理学」と題する一冊だけだった。

 

本人は自虐的に述べている

「コリンの働きに・・・」の本は不眠症の方が読めば眠くなるという効用はあったかもしれないが、この本はほとんど売れなかったと。

自身はコチコチの左脳人間で研究熱心だったし、超心理学のような「非科学的」な分野は完全にバカにしていたし関心も向けてこなかったとのこと。

過去世、輪廻転生について何もしらないし、知ろうとも思わなかった。

 

マイアミビーチにあるシナイ山医療センターの精神科部長になり、1年ほど経ったある日、ワイス氏が出会った患者が、キャサリンという女性でした。

 

1980年 キャサリンとの出会い

キャサリンは、不安感、恐怖感、強迫観念、うつ病、悪夢に悩んでいた。

2人の知人の医師から「ワイス氏の治療を受けなさい」と紹介されていたが、本人はワイス氏に会うまでに2ヶ月もかかったという。

 

キャサリンとは

イングランド出身(カトリック教徒)の当時27歳の独身女性。

神経症と強迫観念に悩み、助けを求めていたが、ひどく落ち込んでおり、感情的な動揺が激しく、日常生活も仕事もうまくいかなくなっていった。

恐怖と強迫観念は悪化していき、周囲からも彼女が不幸そうで神経が高ぶっているため声をかけようと思ってもためらわれるほどだった。

他の顔見知りの医師が彼女を見かけて「なるべく早くワイス氏に会いなさい」と強く言った。その医師はあのとき、なぜ自分がそんなに強く勧めたのか驚いたという。

 

ワイス氏がキャサリンの治療を開始

18ヶ月の間、彼女の症状を改善させるために従来の様々な治療法を試みたが、どれも功を奏しそうになかった。

 

ワイス氏は催眠療法を試すことにした。

 

キャサリンに出会ってから、ワイス氏には信じがたい事象が起き、魂は死なないことを知った。

 

「前世療法」の本を出すまでに4年かかったという。

学会でまだ認められていない情報を公表することに勇気が必要だった。

真面目に努力し研究を続け、患者の治療に励んでいたが、科学で証明されていない事象を公表することで、これまでのキャリアも地位も全て失くす恐れがあった。

 

キャサリンの症状

  • 緊張して神経質
  • 早口でしゃべり前屈みに椅子に座っていた
  • 恐怖でいっぱいで、水が怖かった
  • 息が詰まるのではないかと恐れて、錠剤を飲み込むことができなかった
  • 飛行機に怖くて乗れなかった
  • 暗闇が怖かった
  • 安心できるようにとアパートとの戸棚で寝ることもあった
  • ベッドに入っても数時間眠れなかった
  • 眠りが浅く断片的で何度も目を覚ました
  • 悪夢に悩まされた
  • 寝ぼけて歩き回る子供の頃のくせがでてきていた

ワイス氏は、これらの症状の根本原因を探る。一般的には子供時代の出来事を思いだすことで苦悩から解放されるという。

 

キャサリンの恐怖の記憶

  • 彼女が5歳の時、プールの飛び込み台から誰かに突き落とされたこと
  • 11歳の時、母親がうつ状態になり家族とうまく話ができなくなり精神科医へ行き、電器ショック療法を受けた結果、記憶力が著しく低下
  • 父親が長年のアルコール中毒だったので、両親のいさかいが激しくなっていた
  • 母親は次第に暗く、黙りがちになった

キャサリンは家の外ではうまくやっていたが、人を信頼できないことに気づいていた。

彼女は特にこだわった宗教心も信仰ももっておらず、輪廻転生の概念すら知らなかった。

高校を卒業後、検査技師の資格をとり大学付属病院で働いた。

子供が2人いる既婚男性(積極的で力強いタイプ)と付き合い6年が経っていたが2人の関係は燃えさかっていた。彼から酷く扱われているのに彼女は彼にさからえず、別れなかった。

 

彼女は回復たあと、当時の自分を冷静に分析している。

当時付き合っていた彼氏とは関係を終わらせるべきだったのにできなかったこと。

女友達(キャサリンが人を信頼するようなことを言うと、必ずその人の悪口を言って、不信感を持たせるという)がいたが、自分に悪影響を与えている人とは距離を置いた方がいいのにできなかった。

 

幼少の頃から怖い思いや辛いことを経験したのね・・・とわかるが、普通なら回復してもいいはずなのにキャサリンはすぐには回復しなかった。

 

ワイス氏はなぜ回復しないのかわからなかった。

 

「退行催眠で現在の症状の原因となっている過去までさかのぼりなさい」と指示した後、キャサリンは過去世の記憶とつながり、その時にどのように死んだのか、どのような生活だったか、匂い、感触、手触り、体温などリアルに思い出しながら語り始めた。 

 

 

 

過去世を思い出した。

そうすると、キャサリンはどんどん回復していった。

 

このキャサリンは回復しただけでなく、より健康的で魅力的な女性に変わっていった。

本来持っている彼女の美しさが見事に輝いていったそう。

穏やかで、幸福感があり、治療中にマスター(精霊)からのメッセージをワイス氏に伝える媒体となったがために、以前よりも直感も鋭くなった。

人を信用できるようにもなった。

 

そして、何よりもこのキャサリンという患者にであったことで、

ワイス氏本人がもう元には戻れないほど変わってしまったという。

 

 

 

私がこの本を読むことになった話

2014年、ヨガの先生(オーストラリア人)から私へメッセージが届いた。

私は彼女の笑顔、明るさ、お茶目なところが好きで、2007年から彼女のヨガクラスに時々参加していた。

瞑想のクラスをしてるけど、依頼した通訳の事情で通訳不在となったからヘルプお願い、と私へメッセージがきた。

簡単な通訳をボランティアで引き受けることになった。

通訳の内容は単に「瞑想」に関わることだけ。

彼女のクラスは6年前から参加していたし、ゆっくり話すし英語でもわかりやすい。

meditation

inhale

exhale

count

close your eyes

主な英単語はこの程度だろう。

あとは前後の文脈から日本語へ変換していくだけ。

彼女はゆっくりと簡単で聞き取りやすい英単語しか使わないように配慮してくれている。

むしろ通訳なんて必要ないくらい。

中学レベルの英語力があれば、彼女のクラスは問題なかった。

 

クラスには7〜8名の参加者がいて、こじんまりした教室を間借りしていた。 

瞑想の効能、

なぜ私たちは瞑想するのか、

瞑想の目的、

瞑想したことの自分の変化、周りの変化など

話が進んでいく。

 

講座は毎週、順調に進んだ。

ある講座の日、参加者(30代女性ばかり)の探究心から質問が出て来て、

「肉体と魂」「生まれ変わり」についてまで先生が説明することになり、

深く濃く発展してしまった。

「reincarnation」、、、、やばい。そんな単語知らないってば。

話の前後から、soul, our body, after death, light, next life とかしゃべってるから

輪廻転生のことについて触れているのはわかった。

その講義のクラスの座学は無事終わり、

次は「歩く瞑想」をやってみましょうとなり、

みんなで狭いスタジオの中を、walking meditationをした。

 

19時から21時までのクラスが終わり、夜遅くに電車にのって帰宅した。

リインカーネーションって 何?

来週の講座でちゃんと通訳できるようにしなくちゃ。

とりあえず数日間、ネットで英単語を検索しまくる。

出てくる単語を書きとめて、暗記していく。

 

輪廻転生について外国人が本を書いてたりするのを知る

どうやらamazonなんかでもブライアン・ワイス氏の本は日本でも出版されている。

図書館で予約して借りた。

最初に手に取る「前世療法」の古いハードカバー。

2〜3ページ読むが、つまらなく感じる。

淡々としてて、まるで研究結果を書いてあるレポートみたい。

読む気がしない→挫折→放置。

お堅い本には慣れていなかったし、輪廻転生に興味がなかったもので。

 

その後、動画を見つけた。

テレビ番組のソウルメイトをテーマにした番組だった。

 動画はこちらの記事に。

aoisora123.hatenablog.com

 

この「ソウルメイト」のテーマに興味がでる。

だいぶ前に友達と興味本位で占い喫茶に行って、前世を占ってもらったことがあるし。

 

「前世療法」は読まず、先に興味の出たワイス氏の「ソウルメイト」から読んだ。

図書館だと返却日がきて落ち着かないので、ワイス氏の本はamazonで全部買った。

ワイス氏の出版年が新しい方が読みやすいし、ワイス氏の考察や振り返りなどがまとめられているし、わかりやすい。

 

私の前世、過去世、中間生もみてもらった

自分で退行催眠をかけてトレーニングしても 過去世を見れそうにないので、

東京にいる霊能者を知りリーディングしてもらった。  

 

そのときの記事↓

aoisora123.hatenablog.com

 

自分の家族との過去世での関係性が明らかになり、

安堵し穏やかな気持ちになった。

以前よりもイライラしなくなった。

リーディングを受けた後の数日間、ものすごい平和で穏やかな睡眠を経験した。

ただただ癒された。

理由はわからないが潜在意識で癒されたのかもしれない。

 

これはワイス氏が著書に書いてある自身の変化と共通している。

ワイス氏はキャサリンという患者と出会い、キャサリンを媒体として伝えられるマスターから魂の話を聞き、学びを深めていった。自分が以前と変わり、焦りやイライラすることが減り、今のかけがえのない時間に感謝できるようになったと書いている。

 

 

だからといって、私はまったくイライラしなくなったわけではない。 

通勤の満員電車では相変わらずウンザリするし、人ごみではイライラしたりする。

そんなとき「あ、私、イライラしている」と意識的に言葉にして心の中で話す。

そして呼吸に意識を向ける。

浅くなっている呼吸に気づく。

そんなことの繰り返し。

人間だもの。反射的に、反応的に、イライラしたり、ムカっとしたり、ネガティブになったり、恨んだりする。

それを認めて、受け入れる。

そして引きずらないようにする。

「瞑想」がいいツールになってくれる。

「歩く瞑想」は、とても役に立つ。

やり始めは「これ、ほんとに効果あるの?」って疑わしいけど、

数ヶ月後に、自分が変化していることに気づくと感動する。

どこに働きかけてたのかわからないけど、

潜在意識とか、深い部分にも影響があるからなんだろう。

 

本の紹介

 

前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)

前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)

 

 

読んでいただきありがとうございます。

  

 

 

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