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読んでいて涙がでた小説

こんにちは。ジョーです。

11月ももうすぐ終わり。寒い日が続きますね。

読書の秋にちなんで、読書感想文を書きたいと思います。

 

ピエドラ川のほとりで私は泣いた

パウロ・コエーリョ著 / 山川 紘矢+亜希子 訳

 

初めて読んだ時、泣きました。

主人公の女性・ピラールに感情移入しました。

 

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読む側によって、感じ方は違うと思いますが、

私はこの小説の主人公・ピラールの感情の部分に打たれました。

さらに、翻訳された日本語がわかりやすく、

情景などが浮かぶような不思議な感覚で

小説の一行一行をこんなに味わって読むのは初めてでした。

 

詩のようなフレーズ

タイトル「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」というフレーズからつづく本文は、

詩のよう美しいです。

あまりにも日本語が美しいので、

小説を読んでしばらくして英語版をネットで買ってみました。

もともと著者はポルトガル語で書いているはずで、英語版も翻訳版になるのですが、

詩のように美しいタイトル。。。

By the river piedra I sat down and wept

 

この後に続く英語の言葉は、日本人である自分は、日本語訳の方が

流れるように染み込んできます。

 

涙がでる

翻訳を担当された山川 亜希子さんは、おいおい泣きながら翻訳したと書かれていました。

なぜこの小説はこんなに涙を誘うのでしょうか。

 

一度も行ったこともないピレネーの山、小さな村、修道院など

なじみのない地域が設定になっています。

実際に行ったことがなくても、全く問題ありません。

どこかで見かけた写真や

子供の頃にテレビでみたアニメ「アルプスの少女ハイジ」のような景色、

テレビや広告のヨーロッパの風景のおかげで、

いつのまにか自分は主人公・ピラールなっていました。

 

おまけに英語の勉強になる

日本語訳と英語版を比べてみると、何も足さない、何も引かない、本文に忠実な直訳に近いものだと思われます。

日本語と英語の両方の本を並べて、一行ずつ比べました。

英語が好きな学生の方とか、こういう方法をすれば、

英語の勉強にもなるという一石二鳥。

 

 

 感情移入は、個人的な体験や記憶などが大きく左右されますか?

そうとも言い切れないと思います。

私には、当時、ピラールが自分とピッタリはまりました。

それから年月も経ち、年もとり、話の結末も知っているため

最初に読んだときのような感覚はもうないと思います。

また時間がたって、読み直したとき、

初めて自分が読んだときの気持ちが思い出されます。

風邪で寝込んでベッドに横になりながら読んでいました(笑)

 

 

 

大好きな本のお話でした。

読んで頂きありがとうございました。